ニュースウオッチ9▽年末年始の医療体制は?感染状況は?▽“強烈寒波”に警戒

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この番組のまとめ

イギリスで確認された、変異した新型コロナウイルスは、海外では少なくとも21の国と地域で確認されています。 変異ウイルスが各国で相次いで確認されている状況を受けて、政府はきょうから、全世界からの外国人の新規入国を停止しました。 イギリスの一部地域では、変異ウイルスの感染者の割合が、今月に入って急上昇。 そして、南アフリカで確認された、イギリスとは別の変異ウイルスにも注意が必要だとしたうえで、水際対策の徹底とともに、それをすり抜けた場合でも、早期発見することが大事だと指摘します。

厚生労働省によりますと、自治体がクラスターと認定したり、2人以上の感染が確認されたりした事例は、21日までの3週間で674件に上ります。 治療の最後のとりでともいわれる、人工心肺装置・ECMOを取り巻く状況も、年末年始で厳しさを増しています。 ECMOnetの小倉医師です。 全国の医療機関に導入されているECMOは、およそ500から600台で、年末年始は休みなく働くことになっている小倉医師。 相談センターは、年末年始も原則、24時間体制で受け付けているということです。

妊娠した実習生が強制帰国させられるかもしれないと、不安を感じているという情報が入ったため、話を聞きに向かっています。 私は自己都合により、外国人技能実習制度では、国から許可を得た民間の監理団体が実習生を受け入れ、傘下の企業に紹介し、最長5年間働くことができます。 実習生には、日本人の労働者と同様の法律が適用され、出産休暇などの取得も認められていて、解雇することはできません。

気象庁は、生物季節観測といいまして、季節の移ろいを知らせるために、植物の開花や動物の初鳴きなどの観測を、70年近く続けてきました。 宇都宮地方気象台で、生物季節観測を担当する田中三樹男さんです。 気象庁が、昭和28年から全国で行ってきた生物季節観測。 生物季節観測は、気象情報を伝える側にとっても、大切な情報だったといいます。 しかし、気象庁は11月、さくらやうめ、かえでなど、全国の気候の変化を把握するのに適した6種類の植物を除き、進み、動植物を観測するのが難しくなってきたことが挙げられています。