ふたり「コクリコ坂・父と子の300日戦争~宮崎駿×宮崎吾朗〜」

戻る
【スポンサーリンク】
22:50:03▶

この番組のまとめ

私は この度 スタジオジブリの最新作ある日 魔女に引き取られ 家の仕事をあれやこれやと やらされます。 駿さんと吾朗さんが共同で作品を作るのは2011年に劇場公開された映画「コクリコ坂から」以来2度目です。 今日これからご覧頂きますのは父と息子が激しく衝突しながらもスタジオジブリの新作「コクリコ坂から」。 スタジオの3階にある小部屋で映画「コクリコ坂から」の制作が動き始めていた。 映画「コクリコ坂から」の舞台は昭和30年代の横浜。 海ちゃんの暗いキャラクターは吾朗さんなりに考えた結果だった。

吾朗さんにとって父の不在を埋めるもの…それが 父の作るアニメーションだった。 大学を卒業すると公園の設計などをする建設コンサルタントの仕事に就いた。 アニメーションの監督は 全くのゼロから壮大な世界を紡ぎ出す仕事だ。 そんな吾朗さんのもとにある日 プロデューサーの鈴木敏夫さんがやって来た。 吾朗さんはこれまでの仕事のノウハウを生かし建物の設計から 庭のデザインまで美術館造りを取りしきった。 2005年 吾朗さんを監督に映画「ゲド戦記」は動きだした。

鈴木さんは 吾朗さんを監督に据え駿さんに 脚本を依頼した。 父 駿さんが貫いてきた映画作りだ。 飯田馬之介こと 勉様の葬儀を無宗教にて執り行います。 後輩のアニメーション映画監督飯田馬之介さんが病気で この世を去った。 かつて 監督と演出助手として映画作りの現場で共に闘った仲間。 主人公のふたりが ある人物に会うため 船を訪ねるクライマックスだ。 吾朗さんの中で ふたりはもう ただのキャラクターではなかった。 スタジオは 休業から一転通常出社となった。 スタジオジブリ始まって以来の非常事態。