NHKニュース おはよう日本 震災10年・高瀬アナ帰還ゼロの町生中継

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この番組のまとめ

福島県双葉町の双葉北小学校です。 ここは福島第一原発から北東に4キロ、原発事故によって、今も帰還困難区域に指定されています。 10年を経て、今、亡くなった友達のことや、あと今でも行方不明の職場の方とか、やっぱり行方不明のままの方とかいるんですね。 やっぱ前向いて、少しずつでも、時々振り返りながらでも、やっぱりこう、東京電力福島第一原発の上空から中継でお伝えします。 町のおよそ95%が今も帰還困難区域です。

この日、鈴木さんは小学校の仲間たちと、双葉町を訪れました。 最初はやっぱり、双葉町に対して、ふるさとっていう思いがとても強くて、そうですね、すごくふるさとに帰りたいというふうに思っていたんですが、無意識のうちに、時間がたつにつれて、双葉町っていうものを遠ざけてしまっていたということに、過去の自分の映像を見て、気付かされました。

双葉町、ご覧いただいたように、企業誘致などを積極的に進めているんですけれども、この周辺地域全体が、いんです。 そうした中では、8兆円の費用が必要と試算されていて、国と東京電力が40年かかるとしている、この廃炉の経済効果を期待せざるを得ないという状況なんですね。 といいますのも、10年がたってきて廃炉は、除染ですとか、施設の解体といった人手のかかる仕事が減る一方で、専門的な技術が求められるようになってきていまして、地元企業の参入というのは、簡単ではなくなってきているんですね。