NHKスペシャル 廃炉への道2021「原発事故10年の軌跡」

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この番組のまとめ

福島第一原発の中心部 原子炉建屋。 2011年3月に起きた東京電力 福島第一原子力発電所の事故。 数万年にわたって強い放射線を発し続けるデブリ。 メルトダウンした3つの原子炉からは大量の放射性物質が放出されました。 除染も進めた結果放射線量は大幅に減少しました。 しかし 今なお高い放射線量に阻まれている場所が…。 放射線量が高く 人が近づけないため16台のカメラを使った遠隔操作で行わなければならない。 デブリは数万年にわたって強い放射線を発し続けるため取り出して安全に管理する必要があるのです。

廃炉に携わる企業の多くが町に立地すると期待していたが実際には 東京電力の関連企業など3社にとどまっている。 背景にあるのは 廃炉作業の変化。 福島県民の間で廃炉産業への期待は どれだけあるのか。 今後廃炉関連の仕事を増やすかどうかはよく見極めた上で決めたいと企業は考えている。 廃炉作業によって大量に発生し続けている放射性廃棄物の保管や処理を行う施設の建設が次々と進められています。 廃炉完了までにどれだけの量 発生するのか東京電力はまだ見通しを示せていません。

更に 岸壁や防波堤港湾内の海底の土砂も放射性廃棄物となりうる。 安全保存後に解体撤去しても地下部分の放射線量が十分に下がるまで大量の放射性廃棄物をどこで どのように処分するのか原子力学会が示したシナリオを国は どう受け止めているのか。 一方 地元自治体は あくまでも速やかに全ての放射性廃棄物を撤去し今後 廃棄物をどこで どう処分していくのか。