京コトはじめ 「桜を堪能!京都人のお花見」

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この番組のまとめ

京都の植木職人、15代目佐野藤右衛門さんは枯れる前に種を採り、育てこの場所に移植しました。 そこで佐野家は桜の保存と育成に努める桜守になったといいます。 森田本当に佐野さんのような桜守の方がいらっしゃるからこそ小川大先輩にあたりますので恐れ多いんでございますが最も桜に近しいお方なのではなかろうかと感じさせていただいております。

森田そういった桜の名所ここ大覚寺もそうですけれども京都に多くの桜の名所があるのはどうしてだと思いますか?小川きっと桜そのものは美しいんで違いないんですがいろいろなものが桜を育てているんだと思うんですね。 こちら大覚寺様にしてもとても唯一無二のものでございますし京都にはそういった空間たくさんございます、でもそういった空間を育てるのが時間かもしれないと。

森田こういった生け花それからお庭もそうですけれども人間が自然をめでるために生まれた文化だと思うんですがそういった文化が京都で大切に受け継がれているのは、辻井さんどうしてだと思いますか?辻井都でありましたからその和歌の心といいますか風流な心が随所にあってそして、家の中で自然をめでるということが当たり前のように行われて日々の生活の中にあるということですとか季節感というものを大事に過ごしておられるとかですとか。

森田さん、いかがですか?森田見た目の鮮やかさそして食材も含めましてお弁当箱いっぱいに春が詰まっているという職人としてはどんな思いを込めてお弁当作ってらっしゃいますか?平皆さん、お花見を楽しみにしてこられたのに森田この中継の最中も私たちの間、風が吹きぬけて花びらが舞いましたけれどもそれとともにあのお弁当をいただいたら心まで豊かになりそうですよね。

淡い色合いの桜とは対照的な藍染めについて埼玉県羽生市からお伝えします、小松さん。 小松江戸時代の後期から藍染めの町として栄えています埼玉県羽生市です。 現在放送されている大河ドラマ「青天を衝け」で主人公の栄一が盛り上げようとしているのがこの武州藍です。 こちらからは武州の藍染めの技をじっくりと生中継でご堪能いただきます。 そのときの藍の状態を見極め藍液につける時間や回数動かす手の速度などを連鎖的に判断しながら作業を行っていきます。