大吉データでいうとヤングケアラーといわれる方は中学生で17人に1人とかこの数は驚きでしたね。 ヤングケアラー中学生の17人に1人高校生の24人に1人ということが国の調査で明らかになりました。 鈴木本当にこうした数字も最近分かってきたことかなというふうに思いますけれどもきょう、ヤングケアラーについて皆さんからもメールやファックスを募集していきます。
家で勉強することができないですとか学校に頑張って行くんですけど授業中、寝てしまうですとかVTRに出てきた机に突っ伏している姿なんかですと、何人もヤングケアラーの顔が浮かびました。 1つには表面的には学校生活に影響が出ていないケースもありまして頑張って学校には行く家では勉強できないので休み時間中に宿題をやったりすると熱心な頑張っている生徒さんにしか映らないのでまさか家庭でそんなことが起こってるなんて思いもよらないわけですね。
大吉きょうはたくさんのヤングケアラーの方番組見てくれてると思うんですけど、そういう方々に伝えたいことありますか?トモミ私は自分が当時ヤングケアラーだという認識がなかったんですけど今はそういうことばもちょっとずつ世の中に浸透してきているので私が現役だったころよりは支援とか助けてくれる方とかも増えてきていると思うので今、現役でヤングケアラーをやっている子たちがその子の生活がちゃんと送れるように、ぜひ周りを頼ってほしいなと思います。
石井VTRの山下さんですけれど行政や周りに助けを求めることを思いつかず自分でなんとかしなければ、ならないと思っていたということで誰かに助けを求めるというのはハードルが高いんですね。 家事などを子どもに頼って生活してきたシングルマザーの山下由紀子さんです。 勝呂さんは、親身になって病気だけでなく家庭の状況についても山下さんから聞き出していきました。 それに対して、山下さんは自分が家事ができず子どもに頼らざるをえない現状を伝えました。 その後、勝呂さんの提案で山下さんは、ヘルパー支援を受けるようになりました。
石井山下さんは親として支援につながれましたけれど一方でヤングケアラー本人への支援制度はどうなっているんですか?濱島ヤングケアラー本人をターゲットにした支援制度が今まだない、整備されていないところなんですね。 どういうものかといいますと支援の中心となるのは支援団体なんですけれどもこれは自治体から助成金をもらったり、あるいは市民からの寄付などを活動資金にしていますがこの支援団体が学校と連携しましてヤングケアラーを見つけ出していくんですね。
神戸市なんですけれど去年6月にヤングケアラーこども・若者ケアラーの担当者というものをおきました。 神戸市以外にも鳥取県や福岡市などがヤングケアラーの専門相談窓口を設けているということです。 石井さらにヤングケアラーどうしの交流会の場も出てきています。 こちらはヤングケアラー支援に力を入れている団体が月に1回開いている当事者どうしの交流会の様子です。