須田きょうは、軍事侵攻という最悪のシナリオが現実となってしまったウクライナ情勢を中心にお伝えします。 きょうは、モスクワワシントンそしてウクライナと国境を接するポーランドから中継をつないでお伝えします。 藤吉国境の通過には十数時間かかっていてこの先のウクライナ側の検問所は長蛇の列となっているということです。 ウクライナに軍事侵攻したロシア軍は首都キエフの周辺など各地で攻勢を強め抵抗するウクライナ軍との間で激しい戦闘が続いています。
ロシア軍がウクライナとの国境周辺に展開した部隊がロシアのプーチン大統領はこれに強く反発。 こうした中、ウクライナ東部では一部を事実上支配する親ロシア派の武装勢力とウクライナ政府軍との戦闘が激化。 これを理由にウクライナに隣接するベラルーシで軍事演習を行っていたロシア軍は演習が終了した今月２０日以降も撤収しないことをウクライナへの軍事侵攻でした。
どう捉えました？ハリーバイデンさんがおっしゃっていた第３次世界大戦になるかもしれないという話はよく分かるんですけれどもただウクライナの人々の命をどうやって具体的に経済制裁以外で何を具体的にできるのかそれが一番知りたいですよね。 これはアメリカの情報機関などが入手したり分析したりした通常は公開しない機密情報をあえてオープンにすることによりロシアの動きを事前に抑え込むというものなんですね。
辻残念ながら、制裁によってロシアの軍事侵攻を止めるのはかなり難しいと言っていいと思います。 また、中国との経済関係の強化や、通貨ドルの依存を減らしたりすることで独自のネットワークを築いて急上昇に跳ね返り各国も多大な影響を受けると警告していて豊富なエネルギーも武器にして戦況が今後、泥沼化すればロシア国民にも深刻な負担を強いかねません。 それでも、プーチン大統領は戦略を見直すのかまたは、ウクライナを支配下に置くという強硬な姿勢を続けるのか先行きは見通せていません。