九郎殿を鎌倉に戻す よい策を。 法皇様にお願いして九郎殿を受領にしていただきます。 鎌倉へ帰るのですか?検非違使ではなくなるんだからこっちにいることもない!お前も 兄上に会わせてやる。 九郎の武功は伊予守こそ ふさわしい。 源朝臣義経を伊予守に任ずる。 これからも 京の安寧を守ってくれの九郎殿も断り切れなかったのでは。 帰ってこんでいい! 顔も見とうないわ!鎌倉殿!殊勝なことだの。 やだ! やだ! やだ!鎌倉殿であるぞ。 あの方は 心の内では 九郎殿がいとおしくて たまらないのです。
あのお方の後ろには法皇様がいらっしゃいます。 法皇様には鎌倉殿が九郎殿とぶつかることをむしろ望んでおられる節がございます。 法皇様に盾つくのはなかなか難しいかと。 これこそが 亡き義朝殿のしゃれこうべにござる!大事なのは 平家が滅んだ この年源氏ゆかりの この地で鎌倉殿が ご供養なさるということ。 ♪~鎌倉殿 このことを九郎殿にお伝えします。 鎌倉殿も九郎殿に会いたいのです。 法皇様!お脈が… お脈が!なんと!御免!お脈が ない!法皇様!行かないで。 法皇様!法皇様!お見事でございました。
わしも いろんな敵と戦ってきましたが九郎殿とだけは戦いたくない。 強い!九郎殿とて人の子。 九郎殿の強さを知らないからそんなことが言えるんだ。 九郎殿は戦上手なれど我らが たやすく負けることはござらぬ。 九郎義経 何するものぞ!おお!心配するな。 頼朝追討の宣旨は取り消しじゃ。 改めて頼朝に義経追討の宣旨を与えなさい。 だから…より… 頼朝によっ… うっ… 義経追討の宣旨を与えろと言うとるんじゃ!九郎を捜し出して 捕らえてこい。 九郎殿を…。 鎌倉殿は追討の宣旨を出されたこと大層心を痛められておられます。