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- 2022年06月01日(水)
- 10:05:00 - 10:55:00
この番組のまとめ
EU=ヨーロッパ連合は先月30日の首脳会議でロシアへの追加制裁としてロシア産の石油の輸入禁止で合意しました。 EUのフォンデアライエン委員長はこれまでドイツは石油の一部をロシアから輸入していました。 このパイプラインに大きく依存しているハンガリースロバキア、チェコは今後もロシア産の石油を輸入できます。 EUにとって、この妥協案は十分に勝利といえるものですがロシアのウクライナ侵攻に伴うエネルギー価格高騰などの影響でヨーロッパではインフレが加速しています。
ニューヨーク・タイムズはこうした国々はこうした中で、EUはロシア産の石油のうち船で輸送されるものの輸入禁止に踏み切ったわけですがこれを受けてニューヨークの原油市場では先物価格が一時1バレル119ドル台まで上昇しました。 ロシアは世界的なエネルギー価格高騰の恩恵を受けて軍事侵攻のあとも国の収入を増やしているとみられています。 まだ町はカディロフ部隊にもロシア軍にも双子都市のリシチャンシクと近郊のバフムトは継続的に砲撃されています。
ウクライナ公共放送もセベロドネツクの状況を町の近郊で先月30日フランスのテレビ局のカメラマンが砲撃に巻き込まれて死亡したことについてゼレンスキー大統領の追悼のコメントとともに伝えました。 数日前、ロシア軍がセベロドネツクを完全掌握したとの報道がありましたがそれは、違います。 ロシア軍は現在セベロドネツク周辺の地域を掌握するための軍事作戦を計画しています。
この町から車で30分ほど行った荒野には、太平洋戦争中ハートマウンテンという日系人の強制収容所があったんです。 当時はドイツやイタリアもアメリカと戦争していたわけなんですけども大規模な強制収容が行われたのは日系人に対してだけだったんです。 しかも、強制収容された日系人の3分の2はミネタ氏のようなアメリカ生まれでアメリカの市民権を持つアメリカ人だったんですね。
ウクライナ東部の要衝マリウポリで大けがをしてロシア側の捕虜となったウクライナ兵士が病院で受けた扱いや捕虜の交換で解放されたときの気持ちを語った証言をイギリスBBCが伝えています。 今回の戦闘ではウクライナとロシアの双方が大勢の民間人や兵士を捕虜にしています。 太平洋の島しょ国8か国を歴訪している、中国の王毅外相はきのう6番目の訪問国トンガに到着しました。
一方、蔡英文総統は、きのうアメリカの上院議員と会談し台湾とアメリカの経済連携の枠組みが早期に作られることに期待を示しました。 アメリカの民主党所属ダックワース上院議員が台湾を訪問したことに中国は反発しいかなる形であれ台湾との公式な交流はやめるよう改めてアメリカに要求しました。 蔡英文総統はアメリカが州兵と台湾軍の協力を計画していると明らかにしました。
1964年ハロルド・ウィルソン氏は女王にとって初めての労働党の首相となりました。 私が直接話した一部の首相を含むすべての歴代首相に女王は最大限の友好的な態度で接してくれています。 例えばキャラハン政権が自治権の移譲を検討していたときの演説では私は北アイルランドおよび連合王国の女王として即位したことは忘れられませんと女王は話しました。 マーガレット・サッチャー氏がイギリスで初めての女性首相に就任したときには政府の社会政策に関して深刻な対立はなかったとしています。