100分de名著 トルストイ“戦争と平和” 第2回「生きる喜びとは何か」

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トルストイの人生を ひもときながら生きる喜びに迫ります。 この「戦争と平和」という一大長編小説に挑んでいますが今 登山だと どのぐらいまで行ったところでしょうか?そうですね まあ3合目ぐらい。 自らを高め 社会に貢献する事を目指す者だけが入会を許される秘密結社です。 フリーメーソンは ヨーロッパ思想史では大変 重要な問題があってねフランス革命の「自由 平等 博愛」というのはフリーメーソンの メッセージなんですよね。

貴族が 農民を支配していた帝政ロシア末期1,500ヘクタールの領地を持つ名門貴族の四男としてトルストイは生まれました。 トルストイの日記の一部をここに出してみますがこれは 大学を中退して数年後23歳のトルストイの日記なんですけど。 「コサック」という あだ名で呼ばれた少女 ナターシャはトルストイの憧れた自然な生活の申し子なのです。 でも いいなと思うのは自由と自然の…まあ イコール コサックだったりもするんだけどそれこそが理想なわけじゃない?憧れのものだし 美しいと思うほんとに トルストイの好きなもので。

戦場から戻ってきた軍人アンドレイの固い心をナターシャが解かします。 負傷し妻の待つ故郷に戻った アンドレイ。 鬱々としていた アンドレイ。 その無邪気な姿に アンドレイは心が明るくなるのを感じていました。 伯爵家からの帰り道アンドレイは 以前の老木に美しい芽吹きを見つけます。 ナターシャの無邪気さ そして 自然の生命力に感動した アンドレイは生きる力を取り戻します。 前回 アンドレイが… 今までの価値観が崩壊する瞬間もやっぱりすごい作家だなと思いましたね。