サイエンスZERO「“建物倒壊”!最悪シナリオの分かれ道」

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うわ~ 今 ありましたけど建物が折れるとか倒れるんじゃないかっていう感覚に陥ったって日本には耐震基準というのがあります。 なのに その一番厳しい耐震基準で造られた建物も致命的な被害を受けてしまったという事なんですよ。 鉄骨と鉄筋が内海さんが体が浮いたと感じた瞬間建物は 本当に浮いていたのです!建物にも問題があったのかもしれません。 こちら…この地震は 揺れが本当に長く続いたという事がえっ? どういう事ですか?耐震基準に揺れが考慮されてない?ちょっと この模型で説明してみましょうか。

そういった形で一つは 断層の壊れた位置更に 私たちが住んでいる地下の地盤の中でどういうふうに 更に揺れが拡幅 増幅されてくるかそんなプロセスを全部 通ってきますからその結果 揺れの方向が大きく変化をしたという事になったんだと思います。 揺れる向きが変わると建物にとっては きつい訳ですか?今回の東北大学の建物っていうのは最初に こちら側が揺さぶられたんですね。 そうすると弱くなった ここの所で本当に 地震の揺れというのがいかに複雑で それによって建物が ダメージを受けてしまうという事は 分かりましたよね。

固い岩盤が 中央で くぼみその上に軟らかい泥や砂で出来た厚さ数kmの分厚い堆積層が載っています。 地下の堆積層が地震の揺れを増幅させる鍵となるのです。 今回の咲洲庁舎の場合には…だから 大事なのは堆積層の厚さという事なんですね。 堆積層の固さとか厚さ建物の固さ 高さいろんな要因がたくさん ありますよね。 地震の揺れに大きな影響を与えるのは海底の堆積層です。 実は 堆積層が揺れの通り道となり関東平野に向かう揺れを海側に そらす役割を果たしていたと考えられるのです。