ミュージック・ポートレイト「野村萬斎×ケラリーノ・サンドロヴィッチ 第2夜」

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萬斎さんは 27歳の時狂言を外の世界から見つめようとイギリスに留学。 帰国後 30歳狂言修業の集大成として演目「花子」に挑みます。 演じているのは 現代の役者であり現代人であるし見ている方も現代人でありますからそんな古い様式 古いストーリーを持ち出してしかし コミュニケーションにならなきゃいけないので今という現時点 現在というものがとても重要ですね。 イギリスで シェークスピアを学んだ経験を生かして萬斎さんは新たな狂言を創ります。

おやじの おやじが50代で亡くなってるから何か 自分も早世する覚悟でカウントダウンをしなきゃというのがあってこのころから あと何本お芝居をやれるかなとかねそんな事も考え始めてたかな。 僕とすると 自分が今何て言うんでしょうアイデンティティーに 多少苦しんでいたりはするのでこの子も同じ目に遭わせるのかなという気もしましたけれどもしかし まあ僕が自分の持っているもので子どもたちに与えられる最大のものというと実は 狂言という文化。