史上空前の計画を可能にしたのは数理科学「数理のチカラ」をテーマに討論を企てた。 4月に創設された 国内初の総合数理学部が掲げるのは「数理のチカラによって新しい世の中を創る事」。 数理のチカラによって ニッポンのジレンマを解く鍵は 見えてくるのか。 青井さん 何か汗かいてます?私 本当に数字が苦手でただ 数理によってものの見方が どう変わって日本の未来が どう開けていくのかというのを今日お集まりの論客の皆さんと共に話していきたいなと思っております。
でも サイエンスとかテクノロジーとかは結局 イノベーションでみんなって どっからどこ?ほとんど ここの。 未来のメディアのプロトタイプをつくる宮下ラボ。 味覚メディアのプロトタイプとしてのこのフォーク。 必ず 必ず 味覚メディアが 社会に浸透する日が やって来ます。 で こういう味覚という情報を提示するメディアを使えば健康の問題に配慮しながらおいしい食というものを味わう事ができるという事が提案できるわけです。
基礎科学から 安全保障まで幅広い知識を網羅するエネルギー問題のスペシャリストだ。 近年の情報技術の急速な発達により解析できるデータ量が圧倒的に増えた現象または その膨大なデータ自体をビッグデータという。 遺伝子解析や 気象予測などのビッグデータを扱うコンピューター。 そのネットワークをデザインし直し情報技術のパラダイムシフトを秋岡は 思い描く。
岩瀬が 副社長を務めるのは74年ぶりに 日本に新しく誕生した独立系の生命保険会社。 まあ 本棚にいくつか 本 並んでましてこういう「生命保険数学」の教科書なんですけど僕にとって 数理ってこの世界で生命保険料の算出だとかお客さんから預かった保険料をどういうふうに将来に向けて積み立てるとかそういうのが 生命保険数学でいろいろと理論づけられてます。
万物創世記とか キリスト教的な世界観から そうではなくて自然科学的な世界観を人々に広めて彼は すごい そこで闘いをして本をたくさん書いて 論争をしてその中で そういった意識の革命を起こしたというそこが まさにダーウィンの偉いところですしそういったもの というのは形の上では数式ではないですがやっぱり数理のチカラ 科学のチカラというふうに言えると思います。
ここに居る方は身についてる方が多いと思うんですが 例えば秋岡さんはどうやって 数理的なセンスって身につけましたか?私 数理的なセンスがあるかどうかよく分かんないんですけど数理とか 文系理系っていう話と論理的思考ができるかどうか数字を客観的に見れるかどうかという力はそれを何て呼ぶかは 正直私は分からないですけど。
日本の人口ピラミッドは第二次世界大戦高度経済成長期を経て大きく形を変えてきた。 実際には 日本の社会で 戦争があったとかそういうわけではないですが ただこの人口のピラミッドの値を見ると岩瀬さんも 保険とか 人口って結構 関係してると思うんですが。 例えば スウェーデンとかだと人口問題研究所みたいなところがすごい 力を持っていて人口って ある程度50年ぐらいまで…10年 20年が予測できる事なのでそこが すごい 発言力を持っているんですね。 でも 日本では人口問題研究所とかそんな発言力ないじゃないですか。
今日 「数理のチカラ」だから何か答えないんですかって 多分求められていると思うんですが宮下先生もおっしゃってましたけどもいろんな 経済シミュレーションとかってあるんですけど例えば 将来に 石油がどれぐらい掘れるかとかですねそういう予測に いろんな数理的なというか 理論とか油田の分布の確率モデルとかですねその原発を 再生可能エネルギーにどれぐらいの速さで置き換わるかというパラメーターに関しては最後の 一番 賞金が高い問題に来た時にファイナルアンサーを求められた時に「オーディエンス」を頼む人っていないんですよ
数理の人口問題に関して言うとモデル 研究は たくさんあって一方で 人口の動態で次に 死亡率と同じだけ重要なのが出生率でこっちの方は去年 平均的な日本人女性が何人 子供 産んだからといってじゃあ 来年何人 産むかというのはそっちは 比較的僕は 予測不可能というか逆に言うと 変える事ができる未来だと思うんです。
特に あれは プロジェクトとしてもすごい事ですし考えてみれば 月をも越えて惑星間を飛んでいってすごい小さい宇宙空間の目標まで着地していって取って帰ってくるというすごい偉業を成し遂げてそれとともに 僕すごいなと思ったのは あの時部分的かもしれないんですけど結構 ネットのメディアで日本人たち 僕たちすごい盛り上がってたんですね。
今の現代社会の研究費って特に 大学は そうなんですけど研究費を申請しないといけない世の中というのがまた めんどくさい。 今 聞いててそのとおりだなと思う反面日本社会が 全く 逆の方に行ってるなというのを感じて。 だから 逆に そういうイノベーションを社会にしていくためにはその風潮を 逆にしていくために猪子さんみたいな人がどんどん殺していく方向にしか行かないような気がするんです。
イノベーションというのは不確実で リスクを持ったところに挑んでこそ生まれるしそれは 例えば100あったら 99は失敗して1個ぐらいがそれのイノベーションになるというそういう現象だという事をまず メカニズムとして知ったうえで1を得るために 99 失敗させるという事が投資である。 たくさんの失敗を作ってもっと みんなが行えるようにするためにはそのプロトタイピングに存在する壁っていうものを壊してすぐ 例えば プログラミングだとエラーとかが出ちゃって「俺 素質ないかも」って言ってすぐ 心が折れちゃうんです。
ただ やや 物理学 行き詰まり感を感じていたというか実際 20世紀は 「物理学の時代」と言われてまして21世紀は 「生物の時代」だと今 言われてるんですけどもそれは 要するに数理科学的な手法が経済現象であるとかこれまで あんまり数理が使われてこなかった考古学なんていう分野でも 結構最近 数理考古学みたいなのが非常に最近ですけども出来てきたのでそういった 数理のチカラを物理とか生物以外のところにも数理というか科学も含めてですけども理解していくという事自体がまず 面白いわけなんですね。
きっと 未来は すげえワクワクするような未来になるし自分も何かつくって未来をワクワクしたらいいと思うしみんなが その…さっき 宮下さんも言ったけど職業とか超越して みんながつくる事によって解決する。 宮下さん 今日は いかがでした?まあ…ぶっちゃけトークして いいですか?このパネルディスカッションが最後どうなるかというのが本当に 不確実だったんですね。 本当に このパネルディスカッションはどう終わるかという その未来が多分誰も読めなかったと思うんです。
だから チャレンジ精神というと突き放す事ばかり考えるけどそうじゃなくて そこの中のバッファをいかに社会なり あるコミュニティーがつくっていくかという事は大事かなって思いました。 いろいろ 自分の研究のテーマの重要性とか 面白さというのをあんまり知られてないですけど日本は 理論物理学とか理論生物学なんかでも 有名な先生たくさん おられるんですよ。