地球ドラマチック「人類 遙かなる旅路Ⅱ~アジアの人々はどこから来たのか〜」

戻る
【スポンサーリンク】

子孫である エヴェンキの人々の現在の暮らしからピアーズ・ヴィテブスキー教授は アジアの少数民族の文化を研究しています。 袖や襟元を覆う程度なら 他の動物の毛皮でもいいんですが全身を覆うならトナカイの毛皮が一番です。 ♪~およそ7万年前にアフリカを旅立った人類は石器は 現在エヴェンキの人々が住んでいる場所よりもずっと南で発見されました。 トナカイの食料を求めて定期的に移動を繰り返しています。

今から3万年前 人々は何千kmにもわたるシベリアの原野に広がりアジア最北端の北極海まで進出していた事が研究者たちは コンピューターモデルを使って大昔の気候を推測しました。 その結果 地球の気温は数千年間で急激に下がりシベリアは 更に寒い土地になった事が分かりました。 人類は 何万年も前にシベリアまで到達しさまざまな知恵を駆使して 厳しい寒さの中を生き延びてきました。

「中国人は はるか大昔から中国の大地に根づいている」という思想は中国文化の根幹を支えるものです。 この頭骨は3万年前の中国人です。 呉新智は 「中国人の祖先はホモ・エレクトスでありその起源は 180万年前まで遡る。 中国の研究者は この事実を中国人が ホモ・エレクトスから進化した重要な証拠だと考えています。 別の方法で 中国人の起源を明らかにしようとしている研究者がいます。 金力は 1997年に 中国人がホモ・エレクトスの子孫である事を彼は ある遺伝子マーカーに目をつけました。