今日の小島ゆかりさんの一首でした。 お友達が よろしくないんじゃないですかね?あとで お話 弾むと思いますので楽しみなんですけれども小島さんの句はね「コーヒーを飲む大伴家持」とか小島さんがどんな歌を選ばれましたかでは 入選九首です。 「渦まく」がなければ意外に平凡な鑑賞の過去回想の歌になるんですが「渦まく」によって 闇市とも父ともラーメンともが響き合うんですね。 幼子は いろんな初体験をするんですけどここは 烏賊そうめんを食べた。
昭和10年 白秋の短歌雑誌「多磨」の創刊に関わりその後も視力の衰えた白秋を支えました。 修の第一歌集「高志」は「多磨」創刊から6年間の歌をまとめたものです。 雄略天皇のエピソードの中に出てくる歌なんですね。 雄略天皇という方は 英雄色を好むの元祖のような方ですがその方が お若い時に初瀬の三輪側のほとりを通った。 上の句は ちょっと歌謡調の重ねる言葉で 歌謡調に歌い下の句は しみじみと詠嘆していくという歌でこんなエピソードのある歌でございます。