中西さんは 万葉研究の第一人者。 そういう中西さんでいらっしゃいますけれども夏座敷の句も おありなんですね。 思い切って 恥を忍んで発表しますが こういう句でして「潮風を わが父祖の血と 夏座敷中西 進」と。 ですからその潮風を受けて育ったという両親の血を受けているんだという事を夏座敷にいて 感じたんですね。 夏座敷ってこういうものなんですね。 そういうもので 夏座敷を十分味わえるなというのでちょっと意表をついた句でしたね。 いろんな事ができるというの多目的ホールと余興妖怪も出場所があるんですね。
それを 子どもがくれたか何かが 夏座敷で ほろっと出てきたという意外なものが出てきたなと思うんですがこれは もらったのか?そうでしょうね。 これね 江戸時代の絵の描き方に留守絵というのがありまして。 6月は 中村草田男です。 草田男は 精神的葛藤から来る苦しみにより休学を余儀なくされます。 こういう役者さんがいてふさわしい夏座敷があったという何とも言えないいい人を持ってきてあと一歩をクリアーするそのポイントを教えて頂きます。
暮らし上手が やっぱり俳句上手に つながりますよ。 それでは 俳句上手のお二方に話を伺ってまいりたいと思うんですけれども。 これはね 俳句の基本じゃないかと思いますけれどね芭蕉が 不易というものを知っていないと 基本ができない。 一つの句は大芭蕉先生の句なんですが…芭蕉さん ごめんなさい。 それを 流行という言葉によって表すという。 これが 私は流行の不易性という言葉で呼んで大事にしなきゃいけないと。 流行の不易。 不易と流行じゃなくて。 孤独という言葉は宇多さんの句には入っていませんでしたよね。