オイコノミア「みんなでシェアする経済学!?」(後編)

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コモンズというのは 日本語で言うと…ここに 仮想の牧草地を用意してみたんですが…。 自分で管理してる牧草地じゃないので相手が たくさん草を食べちゃう前にどんどん自分も入れて 見るからに牛の数が最後 増えてきましたがそれぞれが 自分の取り分を増やそうと牛を勝手に増やし始めます。 自分にとっての損得と全体にとっての損得がかい離している中でみんなが 自分にとって得になるように行動して失敗してしまうようなことを「社会的ジレンマ」と呼ぶんですがこの「コモンズの悲劇」は 代表的な社会的ジレンマの一例になってる。

罰金は僅かでしたが ルール破りは恥ずべき行為だと考えてそういった誘因は残ってるはずなのになんで統治が うまく いくのか?からくりをうまく説明できるのは長期的な関係を通じて お互いに裏切らない たくさん消費しないインセンティブを作り出せるという話が知られています。 節電すると 月に4000円電気代が安くなるとします。 又吉さんは節電せず安田先生だけ節電すると又吉さんは 4000円の半分 2000円電気代が安くなるので利得は 2000円。

僕が 勝手にやってることなんで私的財じゃないですか?この「魔界の自動ドア」っていうネタ自体はいったん NHKの放送で流れるのでみんな知ってしまうわけですよね。 又吉さんが オンラインオークションでこれを売りに出すと完全な私的財で誰かがこれをゲットしたら他の人は もう消費できないと。 もしも こういった知的財産権で保護を全くしないと逆に 手厚く…これは 一方を得ようとするともう一方を失うという「トレードオフ」の状況にあるのです。