ソクラテスとかプラトンとかになってくるといわゆる哲学ってやつじゃないですか。 その理由はプラトンの著作の ほとんどが「対話篇」という会話形式で書かれている事。 そもそも プラトンというのはどういう人だったんですか?紀元前の5世紀から4世紀にかけて古代アテナイという町に生きた哲学者で作品 いっぱい残した人です。 2,400年前のギリシャというと私たちと すごく遠く感じるかもしれませんけれどもプラトンの「対話篇」というのは人と人が議論するそういう戯曲形式のもので私たちが読んでも なじみ深いと。
そのパーティー どんなパーティーだったのかというとしかし2日目参加したメンバーの一人医師 エリュクシマコスがある提案をします。 パイドロスは 文学好きの若者パウサニアスは アガトンの恋人そして エリュクシマコスは医者アリストファネスは喜劇作家そして アガトンは 今度は悲劇作家。 この人たちは 当時の中ではそれなりに有名ないわば当時の知識人で アリストファネスは現在でも喜劇が残ってますので史上最大の喜劇作家の一人。 有名喜劇作家と悲劇作家がいるじゃないですか。
アガトンの実に華麗な演説が終わり私の師匠 ソクラテスに順番が回ってきた。 ソクラテスは 質問を繰り返しながらアガトンが語った事の矛盾をついていきます。 ソクラテスは前の語り手であるアガトンと問い答えをやりながら「愛とは何か」という事の真実を明らかにしていこうと。 対話する事によって 自分の意見に近づけていくという やり方?自分の意見は ソクラテスが最初から あったというよりは嫌なところじゃないですか。