プロフィギュアスケーターの八木沼純子さんです。 ♪~そこで ラヴェルが考えたのはあるメロディーを使ってこれまでにない音楽を作る事でした。 ラヴェルが作ったのは2つの主題を繰り返し徐々に その音量を大きくしていくという極めてシンプルな構造の曲でした。 それを ずっと我慢して展開させないという ポイントに「音楽ではない」とラヴェルは言い切っている。 ラヴェルをこよなく愛していたマリーは幼い彼に スペイン民謡を聞かせて育てました。
ボレロとは もともと 18世紀後半にスペインで生まれた舞曲の事です。 機械技師の父は幼いラヴェルをよく 工場に連れていきました。 目の前の無数の機械に興奮しそれらに夢中になったラヴェル。 音楽が ほんとに クライマックスを迎える部分なんですけれども…。 この組み合わせがラヴェルさまさまというかすばらしい絶妙な部分なんですね。 管弦楽の魔術師 ラヴェルの技が存分に発揮されているのがこちら。