でも気付きました?かと思えば ものすごいデフォルメしているというか 大胆にデフォルメを。 この辺りのテラコッタの屋根とかほんと デフォルメですよね。 描いているロペスさんは ものすごい愛情を込めて 観察してスペインの首都…グランビアのすぐ近にくあるビルにやって来ました。 描こうとしているのは グランビアを高い視点から捉えた風景。 描きたいのは 夜明け夜明けのグランビアです。
スペイン南部にある美術館でロペスさんが講師を務めるワークショップが開かれました。 そんな中で 深く傾倒したのがギリシャやローマ エジプトなどの古代彫刻です。 古代彫刻を思わせる人物像。 画家としても名をはせた事からロペスさんは 深く尊敬しそれまでの人物像とは明らかに違います。 ロペスが よく使う言葉の中に描く対象が具体的になくても光のグラデーションとか僕がとても興味があるのはロペスさんの優しい目の奥に時たまキラッと光る強さというか…その目でご覧になっているものの見方という事にとても興味があるんですけども。
特に 人間をテーマにした時がそうなんですが形を あらゆる角度から表現しようとすると彫刻でなければならないのです。 ロペスさんは この展覧会で日本の方に是非 見て頂きたいのがまず ひとつ この彫刻にあるとお聞きしたんですけどもそれは どうしてですか?年齢を重ね今 鑑賞者として彫刻を見ると絵画よりも大きく心を揺さぶられます。