2013年2月 ロシアの上空で 隕石が爆発し 大きな被害が出ました。 隕石は 地球上の生物にとって大きな脅威です。 宇宙から襲い来る隕石の脅威に備え天文学者たちが日夜 警戒を続けています。 ここには 有名な隕石の衝突跡が残されています。 隕石そのものは 衝突によってほとんど消えてなくなり巨大な破片が散乱しています。 幸い 隕石は地上まで到達せず上空 およそ25kmの高さで爆発しました。 隕石が 宇宙から やって来る天体である事が判明したのは19世紀前半の事です。
2011年5月 NASAの宇宙探査機ドーンが ヴェスタに到達し1年以上かけてさまざまなデータを収集しました。 直径500km以上ある大型の小惑星ヴェスタには他にも興味深い特徴があります。 ヴェスタの南極に当たる部分には天体の衝突によって出来たと思われる 大きな盆地が2つ重なっています。 「パンスターズ計画」という国際的なプロジェクトで従来よりも はるかに高性能な天体望遠鏡 PS1が使われています。
シャッターコーンが存在する以上ここで 隕石の衝突があったに違いないとほぼ確信する事ができたんです。 扇形のシャッターコーンは 岩盤が衝撃波を受けた時に出来るもので隕石衝突の有力な証拠となります。 特徴的な しま模様は 隕石衝突の衝撃波によって 出来たものです。 アメリカ カリフォルニア州にあるNASAエイムズ研究センターで生命の起源を突き止める研究が行われています。