ETV特集「人を動かす絵 田中泯 画家ベーコンを踊る」

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ベーコンは絵画だけでなく映画や音楽などさまざまな分野の表現者を魅了してきました。 今年 日本では 30年ぶりとなるベーコンの展覧会が開かれています。 ベーコンの絵は 20世紀を象徴する人間像だといわれます。 画家 フランシス・ベーコンの生きた時間をダンサー 田中 さんと共にたどります。 ベーコンの展覧会で踊ってほしいという依頼が届きました。 まず訪れたのは イギリスを代表する美術館 テートの収蔵庫です。 この謎めいた絵が生まれたのは第二次世界大戦のさなかです。

ベーコンが毎日のように通ったのがロンドン有数の繁華街 ソーホーです。 ロンドンのソーホーには 他にはない自由な空気が満ちあふれています。 デイヴィッド・エドワーズさんはベーコンの飲み仲間。 ベーコンが絵にしたのはデイヴィッドさんもよく知る人々でした。 ベーコンが唯一無二の人間像を次々と生み出した場所を田中さんは一目見たいと思っていました。 ロンドンにあった このアトリエで1961年から 亡くなるまでの30年を過ごしました。

田中さんは 1970年代から一番 だから 絵が僕の中にいっぱい よみがえったのは砂の上が一番すごかったですね。 ベーコンが絵を描く時に 根拠にしたで 多分描く時の彼のセンスというのはモデルを見ながら感じている事あるいは 写真を見て感じた事すばらしいなっていうふうに僕は思っていたんですね。 「イレーザーヘッド」や 「エレファント・マン」などの作品で知られる デヴィッド・リンチ監督。 1970年代以降ベーコンへの評価は高まりふすま絵じゃないんだからっていう。