サイエンスZERO「宇宙裁判!西暦775年 謎の大事件」

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樹齢1,900年の…日本の研究者がこの年輪を分析したところ西暦774年から775年の1年間にもし 今 同じ事が起きたら地球規模で 大停電が起き交通網や通信システムが大混乱に陥るほどの大事件!今日は 宇宙線増加の謎について検察官として 竹内 薫さん。 なぜ宇宙なのに 屋久杉を調べるのって思いますよね実は 屋久杉の年輪に含まれるある物質に宇宙線の痕跡が残されているんですそれが 炭素14。

超新星爆発は 古くは2世紀の文献にも記録され過去に 何度か観測されています。 超新星爆発を宇宙線増加の犯人とするは 妥当かと。 ですので 今回の犯人として超新星爆発というのは現時点で 痕跡が見つかっていないというだけで今後 痕跡が 見つかる可能性があるんじゃないですか?いや 恐らく今後も ないと思いますよ。 これほど明るく見える超新星爆発が あったとすれば相当 地球に近いはずなんですね。 それほど 高エネルギーの宇宙線を放出した犯人とは 何者なのか。

ちなみにこれまで起きた太陽フレアで最も大きいのってどのぐらいなんですか?この時 放出された宇宙線の影響でところがですね…じゃあ 平均の20倍も炭素14が増えたってなるとえっ そうなんですか?はい。 太陽から 大量の宇宙線が降り注いだのには共犯者がいたという説があります。 そう考えるのは…この爆発で 太陽から大量の宇宙線が放出され地球にやって来る可能性があるというのです。