SWITCHインタビュー 達人達(たち)「佐渡裕×羽生善治」

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オーケストラピットにいると1列目のお客さんというのはすごく近い所に僕の振ってる後ろにいらっしゃるので…お客さんの反応というのが最初ね 「蝶々夫人」やった時ねもうねえ… ホールの中で食べては駄目なんですよ。

じゃあ指揮者になりたいと思った時にもちろん その音楽的な要素は最低限必要なんでしょうけどそれ以外のところでどういうものが必要だと思いますか?まあ やっぱり 何か…なので いくら腕がすごく きれいに振れて誰もが あの指揮で演奏しやすいやっぱりその人の人間性というか…。 僕なんかも やはり若い時にバーンスタインや小澤征爾を見てて…彼らはいるような気がしてました。 「世界のオザワ」こと 小澤征爾と20世紀を代表する指揮者レナード・バーンスタインだ。

どこかで 自分は 日本を代表する棋士になったんだみたいな10年弱たってそういう舞台で そういう人と顔を合わせるっていうのはもちろん それは現実なんですが現実ではないっていう感覚は持ちました。 「ベルリン・フィルハーモニーオーケストラの正指揮者になる」。 佐渡は 情熱的な自分のスタイルで見事に団員をまとめあげた。 羽生の案内で将棋会館ツアーが始まった。 やって来たのはアマチュアの愛好家が対局を楽しむ…ここでの対戦成績によって15級から6段まで級位や 段位が上がっていく。 対戦相手はほぼ同じ実力の者同士。

え~!実は 佐渡 小学生の時以来将棋を指した事がない。 これは 今 僕の方から問題を出された形ですけど将棋は 結構 実戦で指してる時は片方向からしか見る事はできないんですけど頭の中で考えているのは自分の方から見て相手の方から見てという感じでその繰り返しというところなんですね。

感想戦というのをやったり自分でも振り返ったりするんですけどそうすると ここは ちょっとおかしかったかなとかここは 課題が残ったかなとかここは 明らかにミスをしたとかどこも悪くなくてと思えるのはホントに少なくて何か ちょっと ここおかしかったなというのが大部分の対局なんです。 もう一人が将棋の鬼と呼ばれた希代の勝負師 升田幸三。 昔 棋士で升田幸三先生という人がいたんですけど。

横浜のデパートで行われた将棋のファンイベント。 デパートの将棋まつりというのはホントに楽しみにしてよく行っていたのでこういったイベントも含めていろんな事が できていけたらいいなと思っています。 駐車場に寝っ転がって満点の星を見てオーケストラの楽譜ですねフルートから 順番に書いてあって下 コントラバス ダブルベースまで。 まあ 今 どんどんそのころに比べたら短時間で譜面が読めるし何十段もあるスコアをまとめる能力も高くなってるんでしょうけどだけれど…まあ でも 確かに そうですね。