ポッサムの 愛らしい姿を見ていると心が満たされます。 オーストラリアで 最も多くのポッサムが住む地域です。 ポッサムの平均寿命は およそ8年なので かなりの高齢です。 「ポッサムたちに家を占領されているんです」。 ポッサムは 法律で保護されています。 ポッサムが嫌がる液体をまきます。 光が点滅し ポッサムなど一部の動物だけに聞こえる超音波を発して 追い払います。 ポッサムは 頭のいい動物なので大抵の方法は失敗に終わります。 ポッサムの移動ルートを突き止めると屋根裏の出入り口を塞ぎます。
レイヤ・リンデンは地元の動物保護団体の一員で12年間にわたって ポッサムに果物や穀物を与えてきました。 ポッサムだらけの カーテンスクエアにリポーターのマーガレットがいます。 そこで 市議会はポッサムを 一度捕獲し避妊手術を施してから 放す事を計画しています。 公園の過密状態によって ポッサムの行動にも変化が現れています。 マムジーの娘 スカンプは他のポッサムと 巣穴をめぐって争いたくないようです。 公園から出るだけでも他のポッサムの縄張りを横切らなくてはなりません。
ポールとポッサムの知恵比べが始まりました。 屋根の別の部分に ポッサムが閉じ込められている場合も考え屋根をたたいて ポッサムの興味を引いていたんです。 ポッサムは聴覚が とても優れているので音が 外からではなく 屋根から出ている事を理解しています。 市議会では ポッサムに餌を与える事を禁止する条例が制定されようとしていました。 木々を失ったら ポッサムも生きていく事ができません。 この件についてはポッサムも被害者なんです。 カーテンスクエアでは 以前にもポッサムをめぐって大きな騒動がありました。
ポッサムが多く住む カーテンスクエアでは陽気が良くなり犬を散歩させる人が増えてきました。 レイヤ・リンデンが所属する動物保護団体はポッサムへの餌やりを続けられるよう新たな計画を練っています。 間もなく行われる市議会議員選挙を利用してポッサムの虐待に つながるような行為をすべきではないと社会に 完全に認められるまで成功とは言えません。 カーテンスクエアのポッサムは選挙の争点の一つとなり議論はますます白熱していきました。 カーテンスクエアという公園は ポッサムが住むのに適した環境なんです。