♪~今日は…脳卒中は さまざまな後遺症が残りやすい病気ですがその一つに この 手足のつっぱりというものがあるんですね。 お迎え致しましたのは…脳卒中の後遺症をはじめとするリハビリテーション医学が ご専門です。 脳卒中の後遺症として出てくる手足のつっぱり。 こうした けい縮というつっぱりの後遺症が起きてくる人は率としては多いんですか?脳卒中の場合 発症から3か月後に約2割の人。
こちらに 治療法の図がありますがまず この図の見方なんですがまず 縦軸と横軸これは どちらも治療の効果や その影響を示しているんですね。 一つは けい縮が広範囲にある場合に行う治療で脊髄の神経根に対して行う手術です。 筋肉を緊張させている神経の働きを抑えるボツリヌス毒素を注射する治療法です。 この治療は 2010年にけい縮治療に対して保険適用になった新しい治療法でガイドラインにおいても その有用性が非常に高い治療法として期待されています。
ボツリヌス療法などを行って一時的に よくなったとしてもリハビリをしていないとまた 元に戻ってしまう事があります。 私の経験では30年以上たった人でもボツリヌス治療により効果がございました。 具体的な ボツリヌス治療の実際ですが注射をしてから2週間後に何か効果を感じられたという事でございますが時間かかるんですね?ボツリヌスの効果自体は注射後 2~3日からその効果が出てけい縮はよくなります。