私たちが よ~く知ってる因幡のシロウサギの お話などが出てくる「古事記」の中でも最も身近な部分。 ですから 「古事記」というのは本当に 出雲が中心になって語られている そういう神話だと考えて頂いていいと思いますね。 そのスサノヲと 櫛名田比売が結婚するわけですがそこから数えると 7代目の子孫にあたる 出雲を統一する神様。 果たしてオホナムヂが 遅れて到着するとヤガミヒメは 「私は オホナムヂ様の元に嫁ぎたい」と仰せになりウサギの言ったとおりになったのじゃ。
そなたの兄弟を追い払い我が娘 スセリビメを妻としもう いろんな試練を与えてきてついに やっとこいつには殺されると思って逃げようと思うと最後の スサノヲのセリフは全て見越した上でこれは 一体どんな場所なんでしょうか?最初に お話ししたように垂直的な3層構造に神話世界は なっているわけですがそれとは別に もう一つこの地上世界から広がる世界があるんですね。 その 垂直的な世界というのが割と 北方的な神話の影響があるんだろうと考えられている。
当然その神話を伝えている人々がここへ そういうふうに寄り集まって日本人っていうのが出来上がってるんだと考えればいいですね。 新しい日本人は 日本人の元は朝鮮半島を経由して北から来たのではないか。 思いどおりにならない アマテラスはこの中つ国は アマテラス様の御子が治めるべきである!オホクニヌシよ どう思うか。