100分de名著 古事記 <終> 第4回「古事記の正体とは」

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地上を支配するため アマテラスの孫迩迩芸能命が降り立ったのは日本列島の南 日向の国。 「古事記」最終回 謎に満ちた歴史書の正体に迫ります。 ♪~さあ 「古事記」 前回はオホクニヌシが主役の出雲神話を見てきましてせっかく 自分がつくった国をアマテラスに譲ってしまうという日向と呼ばれるところがありますね。 地上に降りた ニニギは 大層美しい木花之佐久夜毘売と出会います。

ですから そういう神話のパターンからいえば…少なくとも 何事かのアクシデントがあって 乗り越えて正式に天皇になっていくんですよという。 最初に 天から降りてきたのがニニギノミコトそして コノハナノサクヤビメと結婚して子供が生まれる。 それが ホデリノミコトとホヲリノミコト山佐智毘古と 海佐智毘古。

同じヤマトタケルは 「日本書紀」という歴史書の中にも出てくる。 それに対して この「古事記」のヤマトタケルというのは読んでみると「古事記」の方が 圧倒的に面白い。 この「日本書記」の立ち位置が正統な歴史でだけれども その背後にあるのはやはり 「古事記」というのは基本的なスタンスとしては自分たちが敗れていった側に身を置きながら 物語を語ってる。