Eテレセレクション・お願い編集長▽趣味悠々 デジタル一眼レフで巡るローカル線の旅

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この番組のまとめ

ファンからは 鉄道写真の神様と呼ばれています。 まずは 楽しんで鉄道写真をたくさん撮ってみましょう。 カメラを片手に早速 列車に乗り込んだ2人。 撮った写真を その場で確認できるのが デジタルカメラの利点。 ダニエルさん初の鉄道写真。 鉄道写真を撮る時には いろいろと決まりが ありましてね。 自分自身の安全確認はもちろん…この辺りで撮ろう。 お! あ ほんとだ!今の貨物列車ですよね。 大丈夫ですか?波久礼駅から 再び列車に乗り次のポイントを探す2人。

秩父鉄道の中で一番大きな鉄橋でありシャッターチャンスは 結構あるから落ち着いて撮っていけば撮れます。 秩父鉄道は 3両編成なのでこのぐらいの長さの列車が走ります。 その方がやっぱりいい写真になるんですか?あまりコンピューターに頼りすぎねえ方が。 鉄道写真人生60年。 まだ 鉄道写真という言葉も無い時代。 この写真を撮るには大変な苦労がありました。 秩父鉄道では 週末1日1往復だけSL列車が運行されるのです。 ここは 白久駅から登り勾配が続くためSLの力強い走りを撮るには絶好のポイントなんです。

そんなローカル線を巡りながら全9回にわたって鉄道写真のテクニックを お教えするこのシリーズ。 講師は この方鉄道写真家の 広田尚敬さん。 60年にわたり 鉄道写真を撮り続けている 第一人者です。 流し撮りなど 革新的な撮影技法を確立させた事でも知られファンからは 「鉄道写真の神様」と呼ばれています。 なして こんな朝早く起きねばならないんですか?本当は 富山地方鉄道ではないんですよ。 北陸本線?でも今日は富山地方鉄道ってここで撮れるのは2本のブルートレインと 急行 能登。

富山地方鉄道には明治や昭和に建てられた2人は 常願寺川の土手にやって来ました。 ここでは 速いシャッターを切って電車を かちっと止めようと。 かつて列車の中でテレビが見られると人気があった京阪電鉄の特急列車です。 どうすれば広田さんの写真のようにうまく画面に収める事ができるのでしょうか?そうすると センターの狙いは顔よりも意識してちょっと後ろ…?電車全体をぼんやり見ていくの。 今回 ご紹介するのは秩父鉄道で撮影した 3枚の写真。 どれも 列車の写っていない風景写真です。

鉄道写真というと 列車の写真車両の写真ばっかりだと思ってるかもしれないけれども鉄道の情景全部が鉄道写真なんです。 走行中の列車をぴたりと止め躍動感と迫力を演出する流し撮り。 列車の動きに合わせてカメラを振りながら シャッターを切る。 列車の周りがきれいに流れるように色のある茂みや建物がある場所を選びましょう。 特に列車の背景には暗い色のものがあると効果的です。 同じ場所でも 構図とシャッタースピードでこんな流し撮りが撮れるんです。 先生 今同じ電車が通ったその間にシャッタースピードを切り替えたんですか。

線路と90度になった位置が一番速度が高く感じる。 ダニエルさんの写真。 列車の速度に カメラの振りが追いつかなかったようです。 ダニエルさん これから練習して走行写真の撮り方を極めて下さいね。 やっぱりシャッタースピードをちょっと変えるだけであんなに フィーリングの違う写真が…。 同じ角度で 同じ速度の電車でも全然違ってくるんですよね。 積極的に個性のある写真が撮れるようになるわけですよ。 知識があって 知恵があってそのせめぎ合いの中から個性が出てくる写真が撮れる。

ヘッドライトの光が 結構 強いじゃん。 オートで撮るとヘッドライトの光を もろに受けてもっとアンダーになっちゃったろうね。 マニュアルにしてちょうどいい具合にヘッドライトも輝いていて列車も よく写っていてちょうどいい色質になってるね。 こういうのは マニュアルでないと撮れない写真の一枚だね。 デジタルカメラには 撮影の際の色を補正するホワイトバランス機能があります。 ふだん ホワイトバランスはカメラが自動で行っていますがまずはオートホワイトバランスで撮ってみます。

マニュアルモードで試し撮りをして自分のイメージに合う設定を探します。 今日は 昼間の写真を撮ったり夕景も撮ったり 夜も撮ったり。 カメラは とにかく普通の写真にしようと 頑張っちゃうわけだよ。 今回は 卒業制作としてここを走る蒸気機関車を撮影します。 卒業制作は 何を撮りましょうね?やっぱり 一番迫力のいいSLの写真。 どんな写真を撮りたい?SLは この前は上から撮ったのが多かったから今度は下から撮ってみたい。 磐越西線は単線なので反対方向の列車と行き違うために停車を繰り返しながらこう来るんですね。

そら 来たぜ!音が聞こえた!いいですね いい音!露出は バッチリ決まりましたが最後の方は 列車が中心に来る日の丸写真になってしまいました。 このC57形蒸気機関車は昭和12年から 合計201両 造られ主に旅客用機関車として活躍していました。 2人は これから 「SLばんえつ物語」で喜多方まで戻り会津若松から折り返してくるSLを狙います。 機関車がいて 客車が7台いてそれを きれいに撮って画面に収めると。 それから それを撮ったあとは機関車が ダダダッと行くから流し撮りも やってみてもいいね。