日曜美術館「聖者のような芸術家になりたい~夭折(ようせつ)の画家・石田徹也」

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この番組のまとめ

♪~今 栃木県足利市立美術館で石田徹也の展覧会が開かれています。 去年 訪れた展覧会で石田作品に出会いました。 スナックフードなんかで自分の おなかを満たしたり欲求を満たしたりという事に対して何かこう 瞬間的には満足するんだけれどもだんだん 空虚になってく瞬間があるのと重なってったりとか。 石田作品に衝撃を受け 学生向けの講演会で紹介してきました。

美術史家堀切正人さんです。 それが まあ 「何々マン」というふうに付けてあるのがやはり その石田徹也の世代を非常に表してるんじゃないかなと思いますね。 大江健三郎賞を受賞した小説「俺俺」。 オレオレ詐欺を働いた 主人公の「俺」が次々増殖し人間の格好はしてるけれどもどっちかというと物っていうか一般的には でも 個性的であってほしいというような事を自分らしさみたいなものを持つ事をこれは そういう感触が今の日本の社会の中の画家として歩み始めて 3年。

まあ大事な事は 癒やしとか救いとかっていうものと助けに来てくれる消防士をだぶらせて考えていたというのがこういう アイデア帳とか廃車と合体した老人が横たわっています。 クラゲの中に入っているという事ですけれどもクラゲというのはやっぱり 動物の中でも一番 原初的なものですよね。 これも 本当に面白いところで女性が いろんなところで傷ついてね。