パ~ッと 放射状に光が広がっていく夜明けの空ですが反対の空を見ると月が傾いている。 本当に 夜明けの空っていうのは面白いです。 小島さんは 武田さんのご著書が愛読書なんだそうですね。 確か 始めは 2005年の「楽しい気象観察図鑑」という本ですがうれしくて それで 自分自身の第九歌集になりますけれどもそんな武田さんに 短歌についてどんなイメージを お持ちですかとキーワードを ご用意頂きました。 小島ゆかりさんが選んだ入選歌今日は 「晴」または自由でした。
はればれと もし泣けたらそれで 気持ちはすっきりするかもしれないけど「裏谷分校」という固有名詞ですがこれが 地域の歴史を ちゃんと刻んでいると思うんですね。 これは 上の句の動き空の動きからですね光が こぼれ出るようにその光と重なるように友を呼ぶ子供の声も高い声ですからキラキラと きらめき出るような映像的にも 動きも時間も空間もよく表現されていると思いますね。
古典の中では琵琶湖のように大きな湖を「海」という表現で出てくる場合がございますね。 短歌とか俳句というのはその季節の自然だとかそこに託された心情なんかをね言葉に入れてそして 言葉の中に納める。 昔は 写真なかった時代でもね1,000年も前でも言葉はありましたから1,000年も前の人たちの心情とか季節の いろんなものがね全部 歌から 今よみがえるというそれは すばらしいものがあると改めて感じましたね。