♪～この 周囲７ｋｍの小さな島にはハンセン病の療養所が置かれている。 長い間 ハンセン病の元患者の人たちが隔離されてきた。 療養所の入所者のために歌を歌った。 ♪「忘れがたき 故郷」ハンセン病の元患者たちの人生。 僕は今 忘れられようとしている彼らの事を入所者の方々に 大学合格の報告をしたいと思っていた。 僕が学んでいた小学校は療養所の敷地の外れにある。 入所者の人たちと交流をする中で理解していった。 ハンセン病の患者を隔離し療養させるためでした。
今から およそ３０年前 療養所が古い治療棟を取り壊した時僕は 小学生の頃にここに何度も遊びにきていた。 療養所に残された記録の中に患者地帯の一番端 塀のすぐ脇に解剖室の存在が記されています。 当時は 「療養所」とは名ばかりで入所者は 食料の生産や重症患者の看護など「患者作業」と呼ばれる重労働を担わされていた。 亡くなったあとの火葬なども入所者自身が行っていた。
戦前に島に来た入所者と見られます。 自分が よく知ってる人を亡くしてその人が解剖されてその処理を任されるとかいう話があって そういう時に例えばこのきれいなまま… 解剖台がきれいなままだったとしたらいや それは…。 小学生の時の担任佐々木広子先生が駆けつけてくれた。 いろいろな入所者の方たちにお話を聞いたあと 帰った時に昂生君の口癖は何だったか覚えてる？とっても怒った事があったんだけど。 入所者の多くは亡くなったあとも港では 島に戻ってきた女性を大勢の入所者たちが出迎えました。