全国各地の料理自慢が技と工夫で華麗に競演!500を超える応募の中から選ばれた家庭料理の頂点がまもなく決まります。 続々登場する驚きの料理テクニック。 「きょうの料理クッキングコンテスト2013」東京渋谷のNHK放送センターから、生放送でお届けいたします。 ことしのコンテストは地域をつなぐ!新・ご当地レシピ部門と世代をつなぐ!わが家の自慢料理部門2つの部門で募集をしました。 予選会までの審査を担当してくださった、料理研究家の枝元なほみさん。
福島の女子高生が作るいちごのおやつに長崎・島原のわかめ入りギョーザ滋賀の食材を使ったフルコースなどなど地元愛がこもった料理の中から見事、書類審査をくぐり抜けたのはこちらの4チーム!決勝進出2チームの座をかけた予選は、審査員の2人が実際にご当地を訪れます。 予選1品目は宮崎県日向市からのエントリー。 あっ、これがへべす?宮崎県内でもここ日向市だけで栽培されている幻のかんきつ・へべす。 そしてへべすの果汁をたっぷり使った今回の料理を考えたのが黒木麗子さんと、娘の知紗さん。
巻き網漁を営む弥一郎さんの妻、姉、娘の3人が中心となり地元・佐伯の魚をもっと食べてもらいたいと9年前に結成しました。 これ、本当に…大分・佐伯地方の郷土の味・ごまだしはうどんに載せて食べるのが定番。 最初の出場者は石川県から。 日本海の新鮮な海の幸!そして石川といえば、加賀野菜。 百万石の城下町の豊かな食材に枝元さんのテンションも上がります。 いいのかな?何しに来てるのかな?枝元さん、審査を忘れずに!石川チームは、白山市にあるこちらの古民家に。 考えた料理は、名付けて百万石五色お焼き。
そんな3人がコンテストのために考えたのが地元の食材にこだわった究極のご当地ピザです。 製粉所を訪れて地元香川産の小麦の特徴を教わり讃岐うどん用に特別に開発された小麦、さぬきの夢を使うことに決めました。 焼けました!うわ~、おいしそう!香川県のおいしい食材が一同に介したさぬきまんでがんピザ、完成です。 ところで、まんでがんって何ですか?香川名産の丸亀うちわがモチーフ。 そうだな、いろいろなところの素材から丁寧に持ってきて、それをギュッ大分県代表チームめばるの皆さんそして香川県代表チームさくら堂の皆さんです。
大分県の佐伯地方にはごまだしをうどんという郷土料理があります、ごまだしを使ったコロッケを作ってみました。 そして対するは香川県代表チームさくら堂の皆さんです。 スタジオ審査員の皆さんの手元にも今、料理が配られているところです。 料理を食べての審査になるわけですが食べ始める前に審査前最後のアピールタイムを皆さんにしていただこうと思います。 先攻後攻どちらが有利か分かりませんが。 アピールタイムスタート実はビデオで紹介できなかった食材がまだまだあるんです。
まんでがんピザを審査員の方々にも食べていただいています。 ほんまかいな!オリンピック形式で。 こんなきれいな漁師のきれいなおばあちゃんたちといいもので作ったんだから絶対に負ける気がしません!先生、きょうの優勝は?先生!グランプリはMEBARUです。 しちゃったのオリンピック形式だから。 オリンピック招致。 勝敗は視聴者審査員による多数決で決まります。 審査員のお手元には投票用のボタンがあります。 グランプリにふさわしい料理のボタンを押してください。
SHIORIさん、どういうきっかけでこのレシピを作ったんですか?これは私が小さいころに母が作ってくれた、思い出の味です。 いいお父さんですねSHIORIさん。 こちら、唯一の男性出場者は大きな荷物とともに、会場入り。 中身は…大きな魚!味、工夫料理に込められた思いなどを総合評価します。 決して料理上手じゃないんですけどでも、その忙しい中で結構楽しそうに料理してたんですね。 仕上げはスクランブルエッグを豪快に、ごはんの上に。 宮川純子さんが作るのはわが家風!骨付きスペアリブのほろほろ煮。
弘法さんがいわしの煮つけに加えたのは…なんと、ぬかみそ!江戸時代、小倉城のお殿様が城下の人々に分け与えたぬか床が現代まで受け継がれていると弘法さんのふるさと・小倉に今も息づく伝統の味。 先祖代々大切に守られてきた料理です。 未来を担う新世代代表こん身の一品です!6人全員、すばらしい料理ばかり。 気になる決勝に残ったお二人がいよいよこのスタジオに登場し見事決勝進出を果たしたまず1人目の方は、この方です。 いわしの百年床ぬか炊き弘法利榮子さんです!見事、予選を通過したのは弘法利榮子さん。
弘法さんはぬかとしょうゆの分量を少しずつ変えながら何度も何度も試行錯誤を繰り返しました。 そして出来上がった弘法さんのいわしの百年床ぬか炊き。 郷土料理というのは口伝料理で誰でも作れるものなんですが伝えていかなければいけませんね。 弘法利榮子さん作いわしの百年床ぬか炊きです。 わが家自慢の百年床はこれから代々世代を伝える、つなぐ調味料です。 私流のやり方料理を考えて母の意思で次にも伝えていくうちの究極のぬか床だと思います。 向こうから歩いてくるのはもしやもう一人のファイナリスト!高野珠由ちゃん。
珠由ちゃんがこんなに料理好きになったのはあるテレビ番組がきっかけでした。 まだ料理をしていなかった珠由ちゃんですがこの技にくぎづけになりました。 珠由ちゃんの料理熱は消えることなく今では、むさぼるように料理番組を見ています。 この夏、ついに珠由ちゃんが挑んだのがこの、オリジナルレシピです!本番はカセットコンロだから慣れておくためにカセットコンロを使います。 れんこんチップスはライスバーガーの食感の決め手になるだけに高い理想があるのです。 料理を作った結果は珠由ちゃんのお料理手帳に書きつけます。
薬味でさっぱりライスバーガーの完成です。 斉藤さんこのライスバーガー、どんなところを評価されますか?レシピもすごかったんですけれど完成度が高いでしょう。 合図とともにグランプリにふさわしいと思うほうの料理のボタンを押していただきます。 わが家の自慢料理部門グランプリに輝くのは弘法利榮子さんのいわしの百年床ぬか炊きか。 高野珠由ちゃんの薬味でさっぱりライスバーガーか。 改めて、グランプリを受賞された高野珠由さんおめでとうございます。