芭蕉自身も多分 そう考えていて人生というのは突き詰めて言うと 別れであると思ってたと思うんですよ。 ♪～今回のスタジオは江東区芭蕉記念館。 ほんと？さあ 今回は 指南役には俳人の長谷川 櫂さんそして 長谷川先生と一緒に旅を追体験して下さったのは女優の内山理名さんです。 江戸時代 １５０日ほど かけて東北地方 ２，４００ｋｍほどを巡った芭蕉。 要するに 宇宙というのは太陽が巡り 月が巡るように全て 刻々と変化しているように見えるけど実は 何も変わらないんだという芭蕉の宇宙観ですね。
出た！ この番組の１回目で言ってた フィクション部分ですか。 フィクションという事はなぜ分かるんですか？それを 宇宙からの旅の終わりと同時に出してきて。 金沢を出て 芭蕉と曾良が山中に到着したのは ７月２７日。 フィクションではなく実際の別れ？そういう事ですね。 芭蕉の方は ちょっと引いて別れるという事自体よりもそれにある ちっちゃな作業笠から名前を消すっていう静かで ちっちゃな作業に万感を入れてくみたいな。
北枝とも別れるんですね？芭蕉は この世の中というものを最終的には別れであると感じてたんじゃないかと思うんですよ。 これを今度 別れに満ちた人間界に当てはめる。 芭蕉はその「かるみ」という考え方この「おくのほそ道」の最後の方でどうも その境地に至って弟子の如行の家に集まります。 やがて芭蕉は 伊勢の遷宮を拝もうと 旅立ちを決意。 最後が この大垣の人たちと別れる時の句が…芭蕉が この「おくのほそ道」で得たものが はっきり分かる。 ついでに その「ふたみ」という言葉が 伊勢の 有名な二見浦。