NHK俳句 題「冬の蜂」

戻る
【スポンサーリンク】

15:01:09▶

この番組のまとめ

♪~「NHK俳句」今日の選者は 岩岡中正さんです。 冬に 私たちの身近な所でそれこそ ヨロヨロと歩いてるような蜂というのは大体 アシナガバチなんですね。 新しく生まれた女王様だけが生き残るので死んでいく姿が身近な所で見れる蜂というとアシナガバチになりますね。 写真を見せて頂けますか?これは?これはアシナガバチの雄なんですけども岩の上に ちょっと暖かい日に群れてるんですけどこれは もうちょっと 時期が…ちょうど 今頃ですかね。

黒い雲の間から冬の雲の間から一筋の日矢が太陽の光がさしてる冬蜂の一点に当ててというね。 これが「大往生の」とこう言った事でしかも 「日向」ですから広がりがありましてね燦々たる中で 死んでいく小さな死。 しかも 大往生ですから人間に例えるような言葉ですよね。 そういう すがる構図が人間にも当てはまるし冬の蜂昆虫にも当てはまるし一つの哀れっていうか信仰の句でもあります。 以上が入選句でした。 では 特選三句を ご紹介する前に「俳人のことば」を ご覧頂きます。

生活に苦しんだんですけど子規を知りそして 俳句を勉強して虚子に見いだされて一躍 有名になった作家ですけどもこの句を ご覧になりますと冬蜂を丁寧に「死にどころなく 歩きけり」と客観的に詠んでますよね。 今度は 海野さんですけれども海野さんの お好きな俳句最初にも 虫ですとか昆虫の出てくる俳句がお好きだって おっしゃいましたがご紹介頂けますか?パッとその姿が目に浮かぶっていうか月夜のところで 栗名月ですから栗を供えてあってそこで 音がする訳 カリカリ カリカリと。 やっぱり栗名月ですからね 十三夜。