縄文時代の 更に その前旧石器時代。 ところが!今 ある場所から旧石器時代の人骨が続々と発見されているんです。 謎に満ちた旧石器人とは?ついに 日本人のルーツが解き明かされるのか!?という訳で今日はスタジオが発掘現場。 知りませんよね …という事で旧石器時代。 旧石器時代?日本に初めて人類が住み始めた頃という事なんですね。 赤い点で示したのが旧石器時代の遺跡が見つかった場所。 え~ どうしてだろう?でも その旧石器時代の人骨が今 ある場所から大量に見つかっているんです。
実はですね 海部さんたちの研究グループがこの港川1号の顔の復元モデルを作ったんですよね。 さあ それではここで …ジャン!こちら 海部さんたちが作った港川1号の顔の復元モデルこの4つのうち どれでしょうか?お~ 難しいな。 正解縄文人です。 今までの学説ではですね港川人は縄文人っていうのは全国にいた訳ですけど北海道から沖縄まで。 ですが必ずしもそうじゃない可能性が今 浮上してきていますのであえてですね縄文人 あるいは普通の日本人でないようなそういう要素を入れています。
石垣島の遺跡で見つかった頭蓋骨の一つを復元する作業今 着々と進められています。 これ 足りない部分はコンピューターグラフィックスで補ってどんな顔だちだったのか復元しようというプロジェクトなんです。 えっ!?骨のかけらから こんな興味深い旧石器人の姿が浮かび上がってきているんです。 この事から 旧石器人の意外な社会性が見えてくると言います。 なんと 旧石器人たちには今の私たちと同じ助け合いの心があったかもしれないんです。
これまで 日本で旧石器時代の人骨が見つかったのは 静岡県そして 沖縄では石垣島を含む6か所です。 それが 沖縄のあちらこちらに存在する…この白い岩 実はサンゴ礁が堆積して出来たもの。 この琉球石灰岩のおかげで沖縄では 土壌の酸が中和され大昔の骨が守られていたんです。 という事は やっぱり旧石器時代の人骨化石探すには サンゴ礁に囲まれた沖縄っていうのはうってつけなんですね!そういう事になります。 実はですね 沖縄で発掘が行われている場所もう一か所あるんです。
そのモクズガニのハサミばかりが出てくるって 一体どういう事?え~!? 今度 骨じゃなくてカニが すごい たくさん出てきましたね。 さあ? 発掘している藤田さんはこのモクズガニばかりが大量に出てくる不思議についてこんなふうに分析しています。 現在のモクズガニの平均的なハサミの大きさと比べると大きなものが多いんですよ。 これ モクズガニが たくさん出る地層なんですけれども。