100分de名著・選 おくのほそ道 <全4回> 第1回「心の世界を開く」

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この番組のまとめ

俳句をたどっていく旅というのは初めてで俳句の意味も私の感じていたものよりももっと立体的に見えたり景色も 立体的に見えたりとかこれ 芭蕉が亡くなったあとに弟子の去来によって1702年に刊行されるんですけど原稿用紙にすると僅か 400字詰め原稿用紙…つまり 別のものにしようとしてたという事が考えられるわけで。

その連歌が 雅やかなだけではだんだん面白くなくなってつまんなくなって だんだんそこに滑稽みを入れていこうと面白みを出していこうというので俳諧連歌というのが出てくるんですね。 俳諧連歌の一番最初は5 7 5ですよね。 俳諧の発句の事を 明治時代以降「俳句」と呼んでると。 俳諧連歌とは 面白みを求めた江戸時代の 新たな文芸。 俳諧連歌の 上の句が独立し後に俳句と呼ばれるようになります。

「古池や」というのは 実際芭蕉が見てたわけでもなくて実際 そこにあるというのを知ってるわけでもなくて。 水音を きっかけに心に浮かんだ古池を詠んだ芭蕉。 古池の句で得た 新たな世界を芭蕉は みちのくで試そうとしたのです。 芭蕉の時代は 岩を伝って滝の裏側に入り身を清めて これから出かけていくという決意の表れですよね。