元宮城県知事で 現在は神奈川大学特別招へい教授の浅野史郎さんです。 浅野さんは2009年ですから 4年前に成人T細胞白血病を発症されて。 妻と訪れた定期検診で成人T細胞白血病の発症を宣告されます。 白血病の告知から1時間後浅野さんは 近くの喫茶店で妻 光子さんに胸の内を明かしました。 そしたら夫は すぐに 迷いもなく「骨髄移植を受けて闘うから」と言ったので…浅野さんは 学生の前でこう語っています。 その信念が骨髄移植に向かう浅野さんを支えていました。
こうして 感染症のリスクが高い退院後の1年を夫婦二人三脚で乗り切った浅野さん。 実は これは その時に思い立ったんじゃなくてこういうような患者 それから障害者の事をいう言葉ですがChallengedって受け身形になってるんですけどそれは 「by the GOD」なんですね。 この病気 治るためには骨髄移植ですからドナーさんと合致しないとダメな訳ですからそういう事があったりして 実際に受けられるのは 六十何%で見つかってるのに やれないという30%近い差があるんですね。
抗がん剤投与で免疫が下がり無菌室に入れられてしゃべる元気もなくぐったりと背を向け横になっていたり骨髄移植後に顔が パンパンに腫れ上がり肺は 水浸し状態になって横になって寝る事ができず抱き枕を抱えて眠ったと聞いた事も。 退院後 社会復帰が広がっていくに従って無理をしてほしくない私と大丈夫と言う史郎さんとの間でケンカが増えました。 ATLという大変な病気を得て骨髄移植をしてそして ちゃんと元気に生きてるっていう事が今日も こうやって見てもらってる訳でしょう?その人たちにも勇気を与える。