Eテレセレクション・アーカイブス「ETV特集 障害者たちの戦争」

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この番組のまとめ

♪~野原 隆さんは 4年前戦後60年を機に点字新聞に掲載された 戦争中の視覚障害者の姿を調査しました。 スローガンにとどまらず 実際に多くの視覚障害者たちが戦争に参加していた実態が分かりました。 例えば 飛行機の爆音を頼りに敵機の侵入を監視していた防空監視員とかあと パイロットの疲れを癒やしたり日中戦争から太平洋戦争へと続く時代多くの障害者が 戦地にあるいは 軍需工場に赴きました。 1873年に始まった徴兵制度も戦前から続く 視覚障害者の団体日本ライトハウスの木塚泰弘理事長。

全国の視覚障害者団体が結集しました。 一方で 大会では盲学校を義務教育化する事視覚障害者の職業を保証する事など6項目の福祉政策を国に要望する決議も行います。 国は 戦争が進むにつれ将来にわたって健康な兵士を確保するため障害者の選別 排除を進めます。 それが 皮肉にも戦争が もっともっと激しくなりやがて 太平洋戦争になっていくという その時に障害者に対して目を向けるようになる。

その結果 軽い障害を持った人とか知的障害者ですねこういう人たちが 兵役につく軍隊の中に入ってくるというそういう事態すら生まれてくるわけです。 開戦とともに 視覚障害者聴覚障害者の動員を拡大していきます。 その年 視覚障害者が防空監視の任務に起用されました。 七尾市では30人の視覚障害者が採用され警察署の屋上などで防空監視に当たりました。 こうした 視覚障害者の防空監視は広く国民に報じられました。 視覚障害者を訓練するために使われた レコードです。

視覚障害者の中には戦地へ進んで赴く者も現れます。 一方 聴覚障害者の間では11歳の子供まで当時 2人は聾唖学校の5年生でした。 国家がですね障害者問題という事を認識する障害者問題に初めて直面するという意味ではやっぱり 戦争が大きなきっかけになって障害者に対する対策 施策が進み始める事は確かでしょうね。