趣味Do楽 落語でブッダ ―新―<全8回> 第1回「柳家喬太郎“仏馬”」

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この番組のまとめ

落語と仏教のコラボレーションで ブッダのありがた~い教えを ご案内!今回の噺家さんは愛嬌あって 切れ味鋭い…今回から始まる新シリーズ「落語で ブッダ」へ ようこそ!私 番組講師の…落語は お坊さんが仏教の教えを説く「お説教」がルーツの一つだと考えられています。 一人で全ての登場人物を語り分ける伝統芸能「落語」と一体どんな噺なんでしょうか?古典落語「仏馬」は 酒好きの坊主の弁長と 小坊主・珍念が村の百姓・次郎平さんの馬クロと出会いドタバタが展開するという奇想天外な お噺です。

おめぇ何だな… 酒飲んだり生臭物食って 馬になったんだな。 土手の方に つながれていたなと思ったら寺に行って一晩泊められて翌朝になったら売られてきておめぇ クロだんべ?おめぇ クロだな?他の黒馬と見間違える事はねぇ。 ある生命は 人間になったり犬になったり 馬になったり姿を変えて 連綿と鎖のようにつながっていく というこの生命観がですねこれは 仏教が持ち込んできたものだろうというふうに考えられます。

「地獄道」は 激しい苦しみの世界「畜生道」は弱肉強食の動物の世界。 「六道輪廻」は 仏教で 苦しみの期間と考えています。 人間に生まれた時だけ脱出ができるという「六道輪廻」。 さまざまな要素が結びついて一時的に 仮に成り立ってるそれは 刻々と変化していくこれが縁起という立場です。 キリスト教イスラム教には そういう要素が一切関係なしに 独立して単独でしかも 決して変化しない存在があるから。 世界で すごく尊敬されてるベトナムのお坊さんのティク・ナット・ハンという人がおられるんですが…。