ドストエフスキーの「罪と罰」です。 僕は もちろん読んだ事がないんですけどクイズ番組とかでよく 引っ掛け問題でね「ドストエフスキーの作品はどっち?」とかもしくは「作者は トルストイとドストエフスキーどっち?」みたいなのが出るんですけどそれは間違えるわけですね。 ロシアの文豪 ドストエフスキーの「罪と罰」です。 ほんとに…この小説の最初のクライマックスである一人の青年が 2人の女性を殺す場面があるんですがそこを読んだ翌日はほんとに 自分があたかも 主人公の青年にシンクロしちゃいまして。
昔でいう 年功序列で終身雇用みたいな世の中は第1回は「傲慢という名の罪」という事で 第1部にあたります自分の身なりが目立ちすぎないか気になりながらラスコーリニコフは 殺人の下見のため悪徳高利貸しの老女を訪ねました。 ラスコーリニコフが住んでいるのは天井が低く 壁紙も剥がれた小さな檻のような 屋根裏部屋。 ラスコーリニコフは気付きます。 ここでこの ラスコーリニコフという青年がずっと何もせずに寝てばかりいる。
最も高い所と 最も悲惨な所のいわば宙づりになった精神性とでも言ったもののラスコーリニコフ自身のある意味では 宙ぶらりんなそういう精神のシンボルでもあるといいと思うんですよね。 では 殺害当日のラスコーリニコフの様子第1部の終わりまでの あらすじをご紹介しましょう。 パニックになった ラスコーリニコフは斧をつかみ当日になってもまだ 何回か揺れてますね。