100分de名著 ドストエフスキー“罪と罰” ―新―<全4回> 第1回

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この番組のまとめ

ロシアの文豪 ドストエフスキーの代表作「罪と罰」。 「ドストエフスキーの作品はどっち?」とかもしくは「作者は トルストイとドストエフスキーどっち?」みたいなのが出るんですけどそれは間違えるわけですね。 ほんとに…この小説の最初のクライマックスである一人の青年が 2人の女性を殺す場面があるんですがそこを読んだ翌日はほんとに 自分があたかも 主人公の青年にシンクロしちゃいまして。

第1回は「傲慢という名の罪」という事で 第1部にあたります主人公ラスコーリニコフが殺人を行うまでに迫っていきます。 自分の身なりが目立ちすぎないか気になりながらラスコーリニコフは 殺人の下見のため悪徳高利貸しの老女を訪ねました。 ラスコーリニコフが住んでいるのは天井が低く 壁紙も剥がれた小さな檻のような 屋根裏部屋。 ラスコーリニコフは気付きます。

これは 私自身の仮説ではあるんですけれども実は その商人とリザヴェータの会話ではその ある種の聞き違いがこのラスコーリニコフに起こってるんじゃないか。 では 殺害当日のラスコーリニコフの様子第1部の終わりまでの あらすじをご紹介しましょう。 パニックになった ラスコーリニコフは斧をつかみ関係のない リザヴェータまでも…。