サイエンスZERO「ノーベル賞がひもとく生命と膜の神秘」

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この番組のまとめ

膜がなければ神経の伝達もできないし細胞分裂だってできません。 更に 細胞に侵入したバクテリアを膜が包んで やっつける事も分かってきました。 小胞は やがて細胞膜に到着。 ここでも 膜同士が融合したんぱく質を安全に細胞の外に運び出すのです。 ズートホーフ博士は 私たちの体の神経の伝達に小胞が どのように働いているのかそのメカニズムを解明したんです。 ここから神経伝達物質が放出され次の細胞に伝わります。 これが 小胞の働きでタイミングよく行われている事を解明したのが ズートホーフ博士です。

シェックマン博士は まず小胞の働きに異常がある酵母をこれが 小胞とゴルジ体の融合をコントロールしていたのです。 シェックマン博士は 小胞をコントロールする遺伝子を1980年までに 23個発見。 シェックマン博士は酵母で 23個の遺伝子を最初に発見したという事ですがヒトでは どうなんですか?その後 ヒトでも やっぱり同じような遺伝子がたくさん働いているという事が分かってきています。

その後 中野さんなんと ロスマン博士をはじめ多くの研究者が提唱しているある学説を覆す大きな発見をされたんですよね?それは 細胞の中のゴルジ体に関する問題なんですよ。 このようにゴルジ体の袋の間の移動は小胞が担っているとロスマン博士たちは主張したのです。 もし ロスマン博士たちの説が正しければ最初に たんぱく質が入るゴルジ体の袋はずっと 緑色で変わらないはずです。