日曜美術館・選「夢の富士山 傑作10選~巨匠たちの知られざる物語〜」

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この番組のまとめ

タレントに近いような画家でしたけれどその中でも 富士山は非常に得意とした画題だったみたいですね。 富士山といえば文晁文晁といえば富士山と。 中国の皇帝が文晁の富士山の絵を欲しがったというような話も逸話としてですけれども伝わっていますね。 北斎をあがめ 自らも富士山に挑んだ女性がいました。 富士山という存在が僕自身もそれまでとにかく圧倒的な存在であるのは知ってはいたけれども江戸時代の人たちは高貴で あまり変わらない歴史的な重みに裏付けられているものが とても好きですね。

富士山の事を大観が あの四字熟語で表そうとしているかどうかは分かりませんけれども少なくとも土牛が それを見た瞬間に何か こう…生きる手応えっていいますかそういうものを感じさせるようなパワーを 多分古代の考え方にも通じてくる言葉なのではないかなと…。 富士山を形にする時にただ 形だけをフラットにベタに描くのではなくて何か そこから生きる力のようなものがおのずと目から伝わるものが平安時代後期現存する最古の富士山の絵です。 聖徳太子は天を駆ける馬に乗り富士山頂を飛んだという伝説があります。

ただ 古代の… 室町時代の画家たちは実際に富士山を見て描いてるわけではないんですね。 交通が かなり便利に 安全に行き来ができるようになると人々は 実際に富士山を見るわけですね。 富士山の意味見て感じるものってほんとに多様である人たちにとっては富士山が まだ噴火してる時代にあの煙を見て焦がれる。 富士山というのは 心の中の羅針盤のようなものだと思うんですね。