♪~国内だけでなく 世界の第一線の舞台で活躍する数少ない 日本人指揮者の一人だ。 2011年には 世界最高峰と名高いベルリン・フィルハーモニー管弦楽団でタクトを振り 大成功を収めた。 芸術文化センターでのオペラ公演は今 佐渡が最も力を入れている仕事だ。 その様子を見てほしいと佐渡が招いた 対談相手。 羽生は 佐渡が待つオーケストラピットに向かった。
指揮者っていうのはある種 芸術家というか芸術性を求められると思うんですけどそういう芸術性みたいなものというのはどんなふうに思われていますか?僕はね…確かに それは出来たものがものすごく例えば 美しいものであるとか神々しいものであるとかスリルのあるものであるとかそうした事に対して「やっぱり 芸術に関わっていらっしゃる方っていうのは」とお客さんが言って下さる事に関しては そう思いますしそうした出来てきたものに対して芸術だという事に関してはもちろん そのとおりだと思っているんですけど自分自身が 何か…羽生さん
そして あの レナード・バーンスタインから直接 指導を受ける事になる。 1990年に バーンスタインが亡くなるまでの3年間佐渡は 公演に立ち会い間近に指導を受けた最後のまな弟子となった。 佐渡さんを教えたいというかそういうふうに思われたと思われますか?小澤先生が僕に よ~く言ってて半分 僕は ムカッとしながらもうれしかったのは「こいつはね…」 人に紹介する時は佐渡君って言うんだけど…。 バーンスタインに関しては これは宿題でもあるんですけど彼が亡くなった時に 彼の友達から聞かされたんですよ。
やって来たのはアマチュアの愛好家が対局を楽しむ…面白いですよね。 何年生ぐらいの時羽生さんは ここでアマチュアとして打ってたんですか?一番最初に来たのは小学校の3年生ぐらいの時に子どもスクールっていう子どもだけを教える教室があったんでそれで来たのが 一番最初ですね。 羽生さんが?実は 佐渡 小学生の時以来将棋を指した事がない。 将棋は 結構 実戦で指してる時は片方向からしか見る事はできないんですけど頭の中で考えているのは自分の方から見て相手の方から見てという感じでその繰り返しというところなんですね。
だから あの~ ホントに完璧でどこも悪くなくてと思えるのはホントに少なくて何か ちょっと ここおかしかったなというのが大部分の対局なんです。 でも そういう縛りがある中で何が自分の新しいものかというのが あると思うんですが羽生さんの その自分のスタイルというのは持とうと思ってる?そうですね。 ただ 何かこういう形をやりたいとかという事よりも…だから 一手一手は普通の手を選んでいるようでも羽生がそのスタイルに憧れる棋士がいる。 もう一人が将棋の鬼と呼ばれた希代の勝負師 升田幸三。
一方 佐渡は 2003年から子どもの弦楽オーケストラを率いている。 メンバーは オーディションで選抜した小学生から高校生。 昨日まで ずっと子どもオーケストラで合宿やって。 花火やったらね空が満点の星空になってものすごく役立ってると思うのは小学生の頃からオーケストラが好きで指揮者も好きだったんですけどお小遣いがあったらオーケストラの楽譜ですねフルートから 順番に書いてあって下 コントラバス ダブルベースまで。