戦後史証言プロジェクト 日本人は何をめざしてきたのか 第5回「福島・浜通り」

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この番組のまとめ

♪~田主 守さんは東京電力福島第一原子力発電所の間近に住んでいました。 大熊町の生活っていうのは昭和31年 国は 原子力開発利用長期計画を策定します。 当時 東京電力の副社長だった木川田一隆は福島県の出身でした。 昭和39年 東京電力は原子力発電所の建設計画を発表。 この太平洋を眼下に望む台地上に新しいエネルギー源による福島原子力発電所が建設されようとしている」。 ♪「空をこえて ラララ 星のかなた」♪「ゆくぞ アトム」昭和38年 国産初のテレビアニメ…福島第一原発の建設が進むと町は活気づきます。

そこで 小林さんは地権者たち 150人余りを福井の敦賀原発に案内しその安全性を訴えます。 福島第一原発の主な施設はアメリカの ゼネラル・エレクトリック社が建設。 父の忠夫さんは原発事故から4か月後避難先で亡くなりました。 原発内部の情報を作業員から聞き出し 岩本さんに伝えたのが双葉町の丸添富二さんです。 その5年後 深刻な原発事故がアメリカで起きます。 原発事故の一報は 岩本さんの陣営を勢いづかせました。

原発の建設中や 運転開始直後は当選翌日の岩本さんのインタビューです。 地元の方は 地元の仕事をやってるでしょうけど…原発誘致を推進してきた福島県も危機感を持ちます。 まあ福島県 ご承知のように…あれが終わって…福島県と双葉町は 工場を誘致しようと 工業団地を造成します。 国は 福島県をはじめ原発のある自治体に対してこの計画を受け入れるよう求めます。 しかし福島県の佐藤栄佐久知事は慎重な姿勢を示します。 それまで原発を誘致してきた福島県はなぜ国の政策に疑問を投げかけたのか。