白熱教室海外版“幸福学”白熱教室~幸せの処方箋〜 第2回

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この番組のまとめ

♪~私たちは 幸せの在り方を研究する学問を「幸福学」と呼びます。 仕事の満足度を高めていく方法を研究するのも「幸福学」の重要なテーマです。 「ポジティブ心理学」とは2000年アメリカの心理学会会長だったペンシルベニア大学マーティン・セリグマン博士が提唱した心を 「健康で快適な状態」にする事を目的とするアプローチによってうつ病の治療などにも役立てられています。 ディーナー博士がポジティブ心理学の立場から「仕事で あなたの幸福度を高める方法」を解き明かしていきます。

つまり 幸福な人間はポジティブな感情をたくさん持ちながら一方で ある程度はネガティブな感情も持っている。 さて 幸福度を測定するという難しい問題についてお話しましょう。 例えば…このアンケートと社会学や 脳医学など他の分野のアカデミックな研究によって得られたデータを照らし合わせる事で「幸福の度合い」が 客観的に測定できるようになったのです。 特に 西ヨーロッパ スカンジナビアニュージーランド オーストラリア カナダそして アメリカ合衆国の幸福度が高いという事です。

私たち アメリカ人は常に 自分自身に問いかけ自分の目標 望み 価値心理状態について考えています。 それが 日本人アジアの人々にとって「他人に関わりながら果たしていく目標」が合致すると人は 幸福に仕事ができるという結果も出ています。 ロバート・エモンズは カリフォルニア大学デイビス校 心理学の教授。 人生に対する満足度が最も高いのは「愛は とても重要だけどお金は重要でない」と思っている人たちでした。

社会の役に立っている自分の仕事には 深い意味があるという「実感」が働く動機になっています。 仕事が 自分のアイデンティティーと深く 結び付いているのです。 人間関係や 健康を損なうほどではないとしても仕事に対する 3つの意識…例えば 病院の清掃員について考えてみましょう。 それが 「ジョブ・クラフティング」です。 自分の 今の仕事を 天職だと感じられるようにするためにはどうしたら いいのでしょうか?その手助けとなるのが「ジョブ・クラフティング」という方法論です。

ある空港に 契約駐車場と空港ターミナル間を往復するシャトルバスの運転手がいました。 「彼は 自分が 旅行業界に所属していると感じている」と。 しかし その清掃員はいつもの仕事から大きく逸脱せずにちょっとした変化を加えました。 仕事に対して より価値を高めてやりがいが持てるよう昇給には直接関わらないものの自分のアイデアで 人が喜ぶ笑顔を想像しながら業務に ちょっとひと加えした事を実践してみる。