「schola」では そうした電気を使ったメディアを介してレコーディング・エンジニアで プロデューサーのオノさんを中心に話してみたいと思いますけど。 その録音するっていうのはどういう事かっていう事もう一度 視聴者の方に分かりやすく話すとどうなりますか?録音するという事は何が入ってるかと言うと空気の疎密波を電気に換えてその電気を もう一度空気の疎密波に戻すと録音して再生したという事になりますね。 現在の録音方式は空気の疎密波をマイクによって 電気信号に変換し記録するという仕組みです。
マイクロホンもすごくよくなってるのでかなり そこはレベル高くなってるので色づけのない透明な音。 作り込むという意味ではマイクに入る音っていうのは広くするか 狭くするか近づければその音しか入らないんですけど遠くにすると 実は引きっていうだけじゃなくてその部屋の空気っていうのが実は 反射音だったり響きだったりするのが入っていくんですね。 一番考える事は ホスピタリティーが大事だったりする訳ですね。 音楽を体験しながら学ぶ「schola ワークショップ」。
それらを混ぜ合わせるミキシングという作業で音楽家やエンジニアは 目指す音楽を作り上げていきます。 「schola」電子音楽編。 そのあとの作曲家たちっていうのは歴史でもあったんじゃないかと思うんですけど三輪さんは その辺りいかが お考えですか?僕自身は いわゆる 録音を前提とした作品というのは基本的に あまり作ってこなかったんですね。 ただし 作曲のプロセスにおいてはコンピューターとか 現代のテクノロジーを大いに使うっていうやり方を考えた訳です。