楊逸さんは中国・ハルビンのご出身で留学生として来日されて20年後に作家デビュー。 そして 2008年には中国出身の作家として初めて 芥川賞を受賞されました。 早速 俳句を ご紹介頂けますか?これは どういう所で詠まれた…?皇居辺りを散歩しましたら鴨が浮かべていて…。 先ほどは 居間の小さい空間で感じてらしたけどこれはホントに大きな景色の中の立春。 鋼鉄の 金属の ピリッとしたかたい感じの光が水平線横に スッと感じられたというとこですね。
以上が入選句でした。 では 特選三句を ご紹介する前に「俳人のことば」を ご覧下さい。 山口青は…21歳の時に上京した青は東京にいても 故郷を思い盛岡にも よく帰郷し数多くの作品を残しています。 俳句の師である高浜虚子は「青の句の大概が豊かな情緒が漂っているがその最も濃厚に出ているのが故郷 みちのくを歌った句である」と述べています。 ご紹介しました入選句とそのほかの佳作の作品はこちら NHKの俳句テキストに掲載されます。
俳句も日本独特のものだけども俳句をなさるようになって何か特別 感じた事ってありますか?俳句って すごい日常の 趣のある一場面一場面を詠んでいるのでこれは ほかの国にない文化っていうかほかの国だと 大義をたたえたりあるいはすごい すばらしい事とかそういう特別な事がなければ日常を楽しめるっていう今の捉え方は いいと思うんです。 干菜というものがあって保存食品として我々 東北の方だと1年間 冬が長くてそれを いかにしのいでいくかっていうのがそれは 技術ですよね。