そんな中 アメリカで始まったがんサバイバーという考え方が注目されています。 ハートネットTV「シリーズ がんサバイバーの時代」。 皆さんは がんサバイバーという言葉ご存じでしょうか。 「がんサバイバーの時代」。 岸本さんも がんサバイバーの お一人でいらっしゃるという事ですね。 今日 1回目はがんサバイバーとは何かを考えていきます。 新聞報道の第一線で活躍する記者本田麻由美さんは11年前 乳がんと診断され手術を受けました。
本田さんは こうした当事者たちの活動を取材し初めて がんサバイバーという言葉と出会いました。 アメリカでは 当事者らが作る団体ががんサバイバーをこう定義づけていました。 そのころ 日本でも治療を受ける側の視点で医療の矛盾を正すよう当事者が声を上げ始めていました。 職場では まだ 治療が続く本田さんに配慮して当事者になってみてこれは どうかと思う事を当事者であり 記者でもあるという独自の視点を生かした取材活動の始まりでした。
本田さんが 3度の手術を受けた後抗がん剤治療を引き受け現在に至るまで相談に乗り続けています。 では 体験者でまず 一番古い 本田さんから体験者の意見 代表で…。 ただ 私の場合は 結局温存手術をしたんですけどもそのあとに がんがもっと広がているという事が分かって全摘手術をしたという2回 手術をしています。
いや~ でも 中には自分が サバイバーというような事を状態によっては 思いにくい方もいると思うんですけどもね。 誰かに 「あなたはサバイバーよ」って言われてやはり がんになるとどうしても 受け身になるしそういうふうにがんへの捉え方とか人によってがんの症状 がんの種類ももう ホントに個々それぞれですからね。 急性期 そして 延長期更には 長期的生存期終末期とありますが急性期というのは…? 高橋さん。